こんにちは、社畜です。
新卒でシステムエンジニアとして就職し、7年経った今では
最年少で大規模のプロジェクトリーダーになるまで成長しました。
さて、先日下記のツイートをしました。
皆さんいままでこんな経験したことはないでしょうか?
- 友人や仕事仲間との関係に突如「親しき中にも礼儀あり」がなくなった
- 優しく接してた後輩の自分への態度に「尊敬」が感じられなくなった
- 相手のことを思って伝えたはずが、「逆上」された
これらは全て、私が帝王学を学ぶ前に感じたことです。
私と同じような経験が1つでも当てはまった方は、今回の内容はオススメな内容になります。
私のプロジェクトリーダーを実施してきた経験上、
下記に書いた3つのことを知らないと、プロジェクトを進めていく上で、
人間関係でうまくいかなくなり、辛い思いをする可能性があります。
- 「優しい人」と「舐められる人」は違う
- 「いじられている人」と「バカにされている人」は違う
- 「上から目線」が悪いわけじゃない
今回の内容を知ることで、
同僚や後輩、取引先など人間関係において適切な距離感をコントロールできるようになり、
人間関係の思わぬトラブルを回避することができるようになります。
それでは、見ていきましょう。
stand.fmにてラジオでも解説しました。聞き流しで聞けるのでこちらもオススメです。
帝王学が教えてくれた本当のエンジニアとしての働き方

結局「帝王学」ってなに?という話ですが、一言で言うと「統率力」を学ぶ学問です。
その中で、人と人との距離間をうまくコントロールできるようになります。
この学問は本当に奥が深くて、膨大な量になってしまうので、
今回の記事では、3個ほど例を出して解説したいと思います。
- 相手の無礼を許してばかりだと距離感が崩れて優しい人から舐められる人になる(「優しい人」と「舐められる人」は違う )
- 親しき中にも礼儀あり。を重んじるのであればその距離間を保つ ( 「いじられている人」と「バカにされている人」は違う )
- リーダーとメンバー。という関係なのであれば、リーダーの立場を崩してはいけない(「上から目線」が悪いわけじゃない )
この時勘違いしないでほしいのが、これは、あくまで人と人との距離間をコントロールしているだけです。
- 王様が庶民とランチ食べてたらおかしいし
- 上司と部下がため口で話してるのも変だし
- 友達同士なのに、過剰に見下しているのも明らかにおかしいです。
皆さん自然と分かっている、常識的な感覚だと思います。
ただし、この常識感は自分自身でもしっかりコントロールしないと、適切に保つことができないんですね。
それでは1つずつみていきましょう。
相手の無礼を許してばかりだと距離感が崩れて優しい人から舐められる人になる(「優しい人」と「舐められる人」は違う )
結論から言うと、
- 優しい人 : 相手のことを思った行動がとれる人
- 舐められる人 : 嫌われたくない人
この違いです。
例えば、「同僚が会議に30分遅刻してきたのに謝ってこなかった」として
- 来ない時点で何かあった?また今度にしようと言えるのが優しい人(もしくはキチンと指摘する)
→立場がちゃんと対等 - 内心、「おかしいな」と思っているのに、全然何ともないようにニコニコしてるのが舐められる人です
→対等の関係性じゃない。ただの何もいってこない舐められる人
「嫌われたくない」という発想がそもそも相手との関係性が対等ではありません。
自分が「下」になっています。
これを自分が望んでいるのならいいですが、こういう関係性が嫌なのであれば、
対等の位置の距離感に自分を持っていく必要があります。
親しき中にも礼儀あり。を重んじるのであればその距離間を保つ ( 「いじられている人」と「バカにされている人」は違う )
こちらも結論からいきます。
- いじられている人 : 媚びていない人
- バカにされている人 : 媚びている人
この違いです。
イメージするのであればこんな違いでしょうか?
- 芸人さんがテレビの中でいじられている
→ビジネスとしてやっているだけ。媚びてない - 友達同士で過剰にいじられても、どこまででもその人たちについていく
→1人で行動するのが怖く媚びている人
こちらは、「1人になるのが怖い」という恐怖心から
別に自分にメリットがない空間や所属に居続ける人。
これも自分が「下」になっています。
こちらも、そこまでしてでも1人でいるのが嫌だというのであれば良いと思いますが、
そうでないのなら、媚びるのはやめて一人で過ごすか他のグループに移動すべきです。
対等ではない関係性を受け入れるのもありだと思いますが、
- どんどん自分に対する態度は雑になる
- 自分のいうことは特に聴いてくれない
- 困ったときには頼ってくるけど、自分の時には助けてくれない
「下」になるというのはそういうことです。ビジネスなどとても実施できないです。
友人関係だったとしても後免だと思います。
リーダーとメンバー。という関係なのであれば、リーダーの立場を崩してはいけない(「上から目線」が悪いわけじゃない )
最後ですが、こちらは、
- 上から目線 : 全体を見渡してメンバーの状況を把握し、適切な言葉がけをしている人
上から目線という言葉何も悪い意味だけの言葉ではありません。
リーダーは適切な距離間として、メンバーと対等になってはいけません
これを話すと、「対等の友達のような仲の良いリーダーが良い」という人がいますが、
これは違います。
リーダーというのは、判断し、メンバーに指示し、自ら先陣を切って突き進んでいく人です。
フレンドリーで関わりやすいのは良いことだと思いますが、
対等になってはいけません。
メンバーが何の指示も聞かない、グループとして崩壊したリーダーになってしまいます。
「リーダーが立場を下げるのなんて、仲良くなるためにやってるんだからこっちの気持ちを汲み取ってよ!」と思うかもしれませんが、
あなたの常識=世界の常識ではありません。
周りからみたら、リーダーとしての務めを放棄して対等の位置まで下がってきたリーダー
としか見えません。
自分で正しく距離間を調整しましょう。
帝王は、退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
北斗の拳 サウザー
以上になります。
「帝王学に手法はないの?」と思うかもしれませんが、
これ本当に、ありません。
考え方と距離間を意識していれば、行動が自然と変わるから手法が必要ない
という言い方が正しいかと思います。
リーダーとは悲しい生き物ですね。。。